研究課題
大学学生相談における科学的エビデンスに基づいた援助プログラムの導入は少ない。本プロジェクトでは、学生相談における、シングルセッションプログラムの実用性を確認し、社交不安の軽減および予防効果を検証することを目的としている。本年度は実際の大学における学生相談現場での実用化を目指し、本プログラムを集団ワークショップとして実施するために、研究倫理の承認を得た。また、介入マニュアルを整備し、実際のワークショップのデモンストレーションを実施した。さらに、プログラムの副読本を大学生にとって手に取りやすい読み物となるよう、イラストや表現を校正した。
3: やや遅れている
新型コロナウィルス感染症拡大が続いた影響により、当初の計画の遂行が困難となった。
来年度中に、大学の学生相談現場において、プログラムを実施し、その有用性と有効性を検討する予定である。
本年度中に介入プログラムの効果検証を実施予定であったが、新型コロナウィルスの感染拡大が続いたため、プログラムの内容変更等に時間がかかり、実施まで至らなかったため、来年度に実施し、その費用を計上するため。
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