本研究の成果を記載する。まず、オーストラリアメルボルン大学の研究者と連携し、元々災害後の心的回復を促すためのプログラムであるThe Skills for Life Adjustment and Resilience Program (SOLAR)を、新型コロナウイルスに特化した日本語版とし、国内で実施したことが挙げられる。次に、学官連携として、大阪府泉大津市とパートナーシップを組み、新型コロナウイルス後遺症事業として、広く対象者を募り、実施を検討した。また、介入例を増やす間に、新型コロナウイルス感染症流行下における心理療法について、スコーピングレビューを行い、学会発表をした。学会発表内容は、既にプレプリントに投稿し、現在、学術誌にてレビュー下にある。
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