研究課題/領域番号 |
20K14214
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 大阪大学 (2021-2023) 東北大学 (2020) |
研究代表者 |
八木橋 真央 大阪大学, 感染症総合教育研究拠点, 特任助教(常勤) (80801927)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 災害 / 心理支援 / 実行可能性 |
研究成果の概要 |
本研究の成果を記載する。まず、オーストラリアメルボルン大学の研究者と連携し、元々災害後の心的回復を促すためのプログラムであるThe Skills for Life Adjustment and Resilience Program (SOLAR)を、新型コロナウイルスに特化した日本語版とし、国内で実施した。次に、学官連携として、大阪府泉大津市とパートナーシップを組み、頭部外傷(TBI)のみならず、新型コロナウイルス後遺症事業として、広く対象者を募り、実施した。また、新型コロナウイルス感染症流行下における心理療法について、スコーピングレビューを行い、学会発表と論文化を行った。
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自由記述の分野 |
臨床心理学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
心理療法は、受け手である市民にとって、アクセスし難いものとなっている。しかしながら、事故、災害や感染症等においては、その社会的ニーズの大きさから、アクセスし易いものでなければ、支援を必要としている市民に届かない。本研究では、そういった災害精神医学の世界的トレンドとニーズを踏まえ、新型コロナウイルス感染症後の心理的回復支援に焦点を合わせ、非専門家でも施行可能な心理支援(The Skills for Life Adjustment and Resilience Program: SOLAR)を我が国にて行った。また、行政と連携し、広く市民から参加者を募り、その心理支援を行った。
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