研究課題
精神的健康を回復・維持するための方法を探索する。心理的快を利用し,個人で日常的にストレスの低減,安心感の増加等を促進していくことが,大きなダメージを減らすことにつながるのではないかと考えた。本年度は研究計画を一部見直し,インターネット調査と実験を同時に行う予定である。また,青年期のレジリエンスに関する調査を行い,プログラムを作成するべく準備を行った。さらに,COVID-19によるポジティ ブ感情低下に対し,3つの条件(熟考, 再考,再焦点化)で介入し,介入の効果とパンデミックからのレジリエンスのスピードの違いを検討したマルチラボの論文がNature Human Behaviourに採択された。
3: やや遅れている
申請者の環境の変化等により,研究環境を整えることや調査,研究の準備をし直す必要があり,スムーズな研究実施が不可能であった。
研究計画を一部見直し,複数の研究を同時並行的に行えるようにする。
計画の遅れにより,当初の予定通り使用できなかった。今年度は,前年度の計画を同時に進めることとする。
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Nature Human Behaviour
巻: 5 ページ: 1089~1110
10.1038/s41562-021-01173-x