An Independent Test of the Hubble Constant Tension with Time-Delay Cosmography

2023 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 20K14511
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分16010:天文学関連
• 研究機関: 東京大学 (2020, 2023); 国立天文台 (2021-2022)
• 研究代表者: Wong Kenneth 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 特任助教 (00794207)
• 研究期間 (年度): 2020-04-01 – 2024-03-31
• キーワード: cosmology / gravitational lensing / extragalactic astronomy

研究成果の概要

私の研究は強重力レンズ(重力による光線の偏向)を使用して宇宙の物理的特性を研究することに焦点を当てています。遠いクェーサーのレンズイメージを観測して、宇宙の膨張率を測ります。「ハッブル定数」と呼ばれるこの値は、物理学の理解に重要な意味を持ち、様々な議論が成されています。私はTDCOSMOの一環として働いて、今までに重力レンズを使用したハッブル定数の最も正確な測定を行いました。さらに、私はすばるHSCサーベイの強重力レンズワーキンググループのリーダーを務めています。このサーベイでは、私は従来の方法と機械学習の両方を使用し、すでに何百もの新たな重力レンズ天体を発見し、さらなる発見が期待されます。

自由記述の分野

cosmology; astronomy

研究成果の学術的意義や社会的意義

The expansion rate of the Universe has major implications for its age, energy content, and future. My research using gravitational lensing to calculate the expansion rate provides a key independent measurement to check for error in other methods, which have been in tension with each other.