研究課題/領域番号 |
20K14527
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分16010:天文学関連
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研究機関 | 国立天文台 |
研究代表者 |
HULL CHARLES 国立天文台, アルマプロジェクト, 特別客員研究員 (70814755)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | Star formation / Radio astronomy / Polarization / Dust / Debris disks / Magnetic fields / Scattering |
研究成果の概要 |
デブリ円盤βPicのALMAによるダスト熱放射偏波観測の成果を2022年に発表した。空間分解した画像上では偏波は検出されず、円盤全体で平均すると3σレベルの偏波が見つかった。偏波率は0.51%に相当する。偏波の位置角は円盤の短軸方向に沿っており、これは放射トルクがトロイダル磁場(B-RAT)または放射場の異方性(k-RAT)に対して働くことによるダスト整列モデルの予測と合う。また空間的に平均した偏波の測定から、主に南西3分の1の領域から偏波が生じていることが分かった。k-RATとB-RATを仮定した模擬観測画像から、k-RATがβPicの偏波の主要メカニズムとして有力であることが分かった。
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自由記述の分野 |
Astronomy
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
A debris disk is very much like the Kuiper Belt in our own (very old, advanced) solar system. Understanding the behavior of material in a debris disk like Beta Pic therefore helps us understand our own Solar System better.
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