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2022 年度 研究成果報告書

ALMA偏光観測と輻射輸送計算で探る原始惑星系円盤のリング形成とダスト成長

研究課題

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研究課題/領域番号 20K14533
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分16010:天文学関連
研究機関国立研究開発法人理化学研究所

研究代表者

大橋 聡史  国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 研究員 (50808730)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード惑星形成 / 原始惑星系円盤 / 電波天文観測
研究成果の概要

原始惑星系円盤におけるダストの成長過程について、ALMA望遠鏡やVLAといった電波望遠鏡によるダスト連続波観測とダストの付着成長シミュレーションを行い、惑星形成の初期段階を観測と理論の両面から明らかにした。また、近年ALMAなどで観測されているリングの形成メカニズムの一つとして、ダストの成長前線を提案するに至った。

自由記述の分野

天文学

研究成果の学術的意義や社会的意義

惑星形成の初期段階が従来考えられていたよりも大幅に早く始まっていることを提唱した。
従来、惑星形成は中心の恒星への質量降着がほとんど終了し、原始惑星系円盤の静かな段階からゆっくりと始まると考えられていたが、本研究によって、惑星形成の始まりは、恒星の形成と同時期が始まっている可能性を示した。本研究は、惑星大気の主成分を決定する段階や、水のようなハビタブルな惑星がどのように形成されるのかといった、生命の起源にも大きな影響を与える。

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公開日: 2024-01-30  

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