• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 研究成果報告書

Clumped isotope signature of abiotic methane formed via Fischer-Tropsch catalysis and its implication in identifying the pathway of natural abiotic methane

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20K14594
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分17050:地球生命科学関連
研究機関東京工業大学

研究代表者

張 乃忠  東京工業大学, 地球生命研究所, 研究員 (90782772)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2022-03-31
キーワードメタン / 同位体 / ガスハイドレート / 非生物学的メタン
研究成果の概要

メタンは主要な温室効果ガスであり、地球規模のメタン循環の解明は注目されている研究テーマの一つである。本研究では、天然メタン生成・消費経路の探索に利用可能な最先端のメタン二重置換同位体分析法を構築した。
(1) 日本海のガスハイドレート:海洋堆積物環境におけるメタン二重置換同位体効果の基本的なプロセスに注目し、メタンの起源と移動に関する基礎的な疑問に答える可能性を示した。
(2) 当研究室では、ガス状FTT型反応によって非生物学的メタンを合成した。非生物学的メタン化における同位体比変化を制御するメカニズムを議論した。さらにその結果を天然非生物メタン貯留層で観測される同位体パターンへ応用した。

自由記述の分野

地球科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

新しいメタン二重置換同位体分析法を適用することにより、地球規模のメタン循環や過去および将来の気候変動を制約するための有用性を実証した。また、実験室でのメタン生成実験成果は、地球や他の惑星における初期生命シグナルの探索に応用できる可能性がある。

URL: 

公開日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi