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2021 年度 実績報告書

生体膜構造の液中その場観察による分子スケールダイナミクス

研究課題

研究課題/領域番号 20K14668
研究機関九州大学

研究代表者

塘 陽子  九州大学, 工学研究院, 助教 (70844273)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2022-03-31
キーワード液中その場観察 / 透過型電子顕微鏡 / リポソーム
研究実績の概要

細胞膜の構造安定性は凍結保存において細胞の生存率を左右する要因の一つであり,安定性を決める脂質分子膜の流動性は温度に依存する.本研究では,透過型電子顕微鏡(Transmission electron microscopy : TEM)を用いて液中の脂質二重層をナノメートルの分解能でその場観察する手法を確立するとともに,温度と生体膜の構造安定性メカニズムを解明することを目的としている.本年度は,観察対象とするリポソーム水溶液の作製に取り組み,液中観察に最適な大きさのリポソームを再現性よく作製するための分散条件を調べた.
なお,本研究は,9月から研究代表者の海外長期滞在研究に伴い中断する.

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公開日: 2022-12-28  

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