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2022 年度 実績報告書

スレーキング現象の数値モデルによる記述と泥岩盛土の沈下安定性低下メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 20K14822
研究機関名古屋大学

研究代表者

酒井 崇之  名古屋大学, 工学研究科, 助教 (20773592)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード泥岩 / スレーキング / 締固め / 盛土 / 地震応答解析 / 耐震補強
研究実績の概要

2022年度においては、不飽和土および膨潤性鉱物の概念を導入した弾塑性構成則SYS Cam-clay modelを用いて、乾湿繰返し圧縮試験の再現を実施した。得られた構成則を用いてある程度、圧縮試験を再現することができた。圧縮試験中のパラメータの変化から、乾湿繰返しにより塑性変形が進展していくことで、構造が徐々に崩壊していく。
2021年度の成果で乾湿繰返しを受けることにより、徐々に強度が低下してゆくことが明らかになったが、これは乾湿を与えることによるサクションの変化に起因する、応力の変化がもたらす。盛土内においても、降雨により地下水位が変化していくことで、同様の減少が起きていることが考えられる。

また、2021年度に実施した泥岩盛土安定性の向上方法である、置換押え盛土工法に関して数値解析によりその効果をさらに検証を進めた。押え盛土の幅を大きくするよりも高さを大きくした方がより効果的であることが示された。その耐震性向上の理由としては、応力比の低下や平均有効応力の上昇、地震中における過圧密比の増加などが挙げられたが、この効果がおよぶ範囲が、押え盛土を高くした方がその範囲が広くなっていくためである。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Improvement in seismic resistance using replacement/counterweight fill method for existing high embankments on inclined ground constructed with various embankment materials2023

    • 著者名/発表者名
      Sakai, T., Nakano, M., Inukai, S. and Inagaki, M
    • 雑誌名

      Soils and Foundations

      巻: 63 ページ: 1-14

    • DOI

      10.1016/j.sandf.2023.101284

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 置換・押え盛土工法による既設盛土改良効果についての数値解析的検討2022

    • 著者名/発表者名
      犬飼翔吾,酒井崇之,中野正樹
    • 学会等名
      第57回地盤工学研究発表会

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公開日: 2023-12-25  

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