タッピングマシンを使用した軽量床衝撃音遮断性能の測定では、室容積が25m3未満における50、63、80Hzの1/3オクターブ帯域の測定結果の繰り返し精度および 再現性を向上させる手法としてLow-frequency measurement procedure(LFMP)がISO 16283-2に規定されている。これは室の隅部を測定した結果を室の中央部分を 測定した結果に重みづけ平均する手法である。一方で、ゴムボールを使用した重量床衝撃音遮断性能の測定では、繰り返し精度及び再現性を向上させる手法は未 だ確立されていないため、これを確立するための実験等を実施し、確立できる可能性を示した。
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