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2023 年度 研究成果報告書

集約型都市構造に向けた低未利用地運用の効果的コントロール手法の構築

研究課題

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研究課題/領域番号 20K14907
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分23030:建築計画および都市計画関連
研究機関山口大学

研究代表者

宋 俊煥  山口大学, 大学院創成科学研究科, 准教授 (00725244)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード低未利用地 / エリアマネジメント / 都市再生推進法人 / パブリックスペース活用 / 公共空間 / 都市再生
研究成果の概要

集約型都市構造への再編が求められている中、「広域レベル」の計画論的アプローチと「地区レベル」の実践的アプローチの不一致が生じている。「地区レベル」では、社会実験を含む多様な低未利用地の利活用・運用方策が展開されているものの、これらは個別事例の報告や論説に止まっていることから、低未利用地において「広域レベル」との整合性を取りながら効果的な管理手法を明らかにする必要がある。本研究では、都市構造を考慮した効果的な低未利用地運用の可能性を探るために、「地区レベル」の取り組み事例群を対象に3つの観点(空間構造・空間利活用・運営マネジメント)から低未利用地運用の効果的なコントロール手法を分析・考察を行う。

自由記述の分野

建築計画・都市計画

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、スモールエリアという新たな視点によるコンパクトな市街地形成方法を探る独創的な取り組みといえる。コンパクトシティ政策を実現するためには、地域社会の合意形成と連携は極めて重要であるが、本研究は、低未利用地の利活用・運用研究を通じてコンパクトシティ論と地域組織論を融合する新領域を切り拓くものである。本研究により低未利用地の活用と運用による地域への波及効果を提示することで効果的な地域マネジメント手法を提供でき、今後自治体等のコンパクトシティ政策に対する貢献も大いに期待できる。

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公開日: 2025-01-30  

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