研究課題/領域番号 |
20K14925
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分23030:建築計画および都市計画関連
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研究機関 | 豊橋技術科学大学 (2021-2022) 公益財団法人豊田都市交通研究所 (2020) |
研究代表者 |
坪井 志朗 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (90823881)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 生産緑地 / 市街地内農地 / 郊外農地 / 農地活用・農地保存 / 自治体アンケート / 自治体意向 / 多項ロジスティック回帰分析 |
研究成果の概要 |
本研究は、コンパクトシティを目標としている地方都市の市街地内農地及び郊外農地の位置づけ・活用手法などを調査・分析することで、自治体特性に応じた農地の位置づけ・活用手法・使われ方を提示することを目的としている。 その結果、都市規模(政令指定都市や中核市未満都市)や農地種別(生産緑地・市街地内農地及び郊外農地)によって、自治体の農地の位置づけ(保全意向・開発意向・現状維持意向)や取り組みの有無・内容が異なることを指摘した。
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自由記述の分野 |
都市計画
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、市街地内農地及び郊外農地を対象に、自治体の取り組み内容について分析しており、自治体特性(特に農地の位置づけと都市規模)によって、取り組み内容が異なることが指摘できた。 本研究成果により、人口減少が進行し、将来的に増加する可能性が高い市街地内の低未利用地とされる農地を活用して、農地と住宅地が共存した市街地を形成することへの示唆となる。また、広域/優良な農地が広がる郊外においても、様々な方法で農地を活用することで、一体的な都市形成を構築できると考える。
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