研究課題/領域番号 |
20K15098
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分27040:バイオ機能応用およびバイオプロセス工学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
吉本 将悟 名古屋大学, 工学研究科, 特任助教 (90806291)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | タンパク質 / 原子間力顕微鏡 / 1分子解析 / ナノ力学 / オートトランスポーター |
研究成果の概要 |
本研究では、ナノファイバータンパク質AtaAの粘弾性発現機構を明らかにすることを目的として、原子間力顕微鏡と分子動力学シミュレーションを用いてAtaAのナノ力学特性を解析した。結果として、想定より強靭なドメインがAtaAに存在することを発見し、それらの力学特性が緻密に設計されたタンパク質の立体構造に基づくことを明らかにした。
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自由記述の分野 |
生物工学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
AtaAの粘弾性発現機構が明らかになることで、望みのナノ力学特性をもった人工タンパク質をタンパク質工学により設計、作出可能になる。その結果、タンパク質を原料とした構造材料や水中接着剤の開発につながり、低炭素社会や循環型社会の実現に貢献できると考えられる。
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