研究成果の概要 |
2光子顕微鏡は生体の深部までイメージングを行う事で幅広く使われる。しかし、奥行きを含める撮影ボリュームと撮影スピードはトレードオフの関係性を持ち、膨大な脳機能を神経細胞レベルで解析することが難しい。 本申請ではホログラフィック技術を適用した多平面同時スキャン、同時記録方法を実現して、生きたマウスの脳内500μm x 500μm x 300μmの撮影範囲内で30細胞を選択して100 枚/秒の撮影スピードを実現した。本研究成果はホログラフィック光刺激方法と合わせて、学術論文(D. Kato, X. Quan et al., Jove, 2022)で発表した。
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