研究成果の概要 |
初めは、DATB触媒を遷移金属と組み合わせることで新しい反応経路にアクセスできると予想していました。しかし、1年にわたる無数の試みにもかかわらず、この目標を達成することはできませんでした。そのため、DATBの構造の変更がその反応性にどのような影響を与えるかを探るために、計画を変更しました。私たちのアイデアの一つは、N(BOH)2を含む分子の合成、特性の解析、そして触媒活性のテストでした。幸運なことに、私たちはこの試みに成功し、DATB触媒よりもさらに触媒活性の高い棚上安定化化合物を生成しました。この研究は「Org. Lett. (2023, 25, 4, 694-697)」で発表されました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
One of the most frequently encountered reactions in chemistry, especially in medicinal chemistry, is that of amide bond formation. The 'traditional' methods to achieve this transformation necessarily occur with concurrent production of waste materials. This project uncovered a new catalytic method.
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