研究課題
若手研究
Organized microfibrillationは光によって多孔構造を高分子中に印刷する新手法である。その多孔構造形成の過程をin-situ解析した。その結果、形成速度の光エネルギー依存性や構造記憶効果が明らかになった。その原理を使って、マイクロ流体デバイスの作製と、デバイスのスケールの精密なコントロールに成功した。
物質科学
以前より展開しているOrganized microfibrillationの構造色印刷への適用に加えて、この手法をマイクロ流体デバイスの作製に利用できることを示した。今回達成した流体デバイスの薄型化は、将来構想されているウエアラブルな健康診断デバイスの開発への寄与が大きく期待される。