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2020 年度 実施状況報告書

有限要素解析と画像相関法を用いたカンバ類の構造的利用法の検討

研究課題

研究課題/領域番号 20K15569
研究機関地方独立行政法人北海道立総合研究機構

研究代表者

村上 了  地方独立行政法人北海道立総合研究機構, 森林研究本部 林産試験場, 研究主任 (40718582)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードダケカンバ / シラカンバ / ヤング率
研究実績の概要

シラカンバ、ダケカンバの基礎的物性値を実験により求めるため、
ダケカンバは北海道上川南部森林室の管理する林分から出材した原木5本を入手し、原木の径級、動的ヤング率等を測定した後、製材及び人工乾燥を終了した。
シラカンバは北海道大学天塩研究林より原木5本を入手し、原木の径級、動的ヤング率等を測定した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

予算配分が遅れたため、令和元年から令和2年の冬期伐採の試験用原木が入手出来なかったが(北海道で広葉樹の伐採は主に冬に行われる)令和2年度中に原木が入手できた。

今後の研究の推進方策

・入手した原木から試験体へ加工し、試験を行い基礎的物性値を得る。
・有限要素解析ソフトMarcを用いて外層にシラカンバ、ダケカンバを配置した集成材の曲げ性能を調べる。解析の結果は従来の力学モデルとも比較する。
・最終年度で行う外層にシラカンバ、ダケカンバを配置した集成材の曲げ試験のため、前もって原木の入手を行う。

次年度使用額が生じた理由

予定していた学会がコロナによりリモート開催になったため。

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公開日: 2021-12-27  

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