研究課題
若手研究
本研究では自給率が高ければ高いほど伝達の度合いが弱まることを明らかにした。また、豚肉にて類似の研究を行った結果、これにおいても自給率が国内市場を保護することに役立つことが分かった。また、食料自給率が食料安全保障とどの程度関係があるかを一般の人々に広く知ってもらうために記事を執筆した(Research Outreach)。私は日本の牛肉市場のための分析を既に行った。
食料安全保障
これまでの研究では食料に関する自給率の効果の分析はかなり限定的であった。穀物自給率に関しては私自身の研究を含め、多少の数量的分析は存在したが、食肉に関する研究はほぼ皆無と言っても過言ではなかった。そこで、食肉の自給率が高いことが国内市場に安定をもたらすかどうかを分析する事が本研究の意義である。これにより、日本やその他の国々で自国の食肉市場を保護するためにどのような対策をとるべきかのヒントになるだろう。