研究課題/領域番号 |
20K15879
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分45040:生態学および環境学関連
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研究機関 | 東邦大学 (2020, 2023) 京都大学 (2021-2022) |
研究代表者 |
児島 庸介 東邦大学, 理学部, 講師 (90793026)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 両生類 / 適応進化 |
研究成果の概要 |
カエル類を対象にトランスクリプトーム解析および核ゲノム決定を実施した。トランスクリプトーム解析では、機能遺伝子の塩基配列および発現パターンの種間変異や多様化のプロセスを明らかにした。また、一部の系統は他の系統よりも遺伝的に多様化していることが示唆され、表現型の多様化のメカニズムに関する有益な知見が得られた。核ゲノム決定では、約33億塩基対の質の高いゲノムアセンブリを再構築することができた。
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自由記述の分野 |
生態学、動物行動学、進化生態学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年では非モデル生物を対象にしたゲノミクス研究が比較的安価かつ簡便に行えるようになり、表現型の進化や多様化のメカニズムの理解が進んでいるが、両生類における研究の対象は一部の系統に限られていた。本研究の成果は、機能遺伝子の配列の多様性や表現型の多様化のメカニズムに関する新知見を提供することで、両生類の多様性の理解に貢献することが期待される。
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