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2022 年度 研究成果報告書

がん組織の生体イメージングを用いた浸潤メカニズムおよび責任因子の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 20K16192
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分49020:人体病理学関連
研究機関大阪大学

研究代表者

松井 崇浩  大阪大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (50747037)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード生体イメージング
研究成果の概要

悪性腫瘍の進行の過程で、腫瘍細胞の浸潤に関する特性は極めて重要な因子であるとの認識は以前からなされてきたが、従来の組織標本からは、浸潤という腫瘍細胞の動態に関する情報を取得するのは困難であった。本研究では、生体イメージング技術を用いてモデル動物を観察し、悪性新生物の進行過程における腫瘍細胞の動態を可視化することを試みた。そして腫瘍の浸潤を早期に検出でき、臨床医学におけるがん組織診断にも応用できるような因子の抽出を試みた。さらに、確立した評価系がヒトの腫瘍組織においても実際に適用できることを検証した。

自由記述の分野

人体病理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

悪性腫瘍(がん)の早期発見については、現在の本邦の医療状況において最重要課題といえる課題であり、本研究で見出された成果の社会的意義は極めて大きい。また、組織病理学に立脚した基礎研究成果と光学イメージング技術とを融合した学際的な研究が、悪性腫瘍の理解に大きな意義があることを示すものでもある。現時点では国際的にも同様の研究の報告例はなく、世界的にも独自性の高い内容であり、学術的に大きな意義がある。

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公開日: 2024-01-30  

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