今後の研究の推進方策 |
今後は,総合検討として上記①,②で決定した改善モデル・投与方法・評価方法にて,miR-143#12-LNPの抗腫瘍効果を評価する.具体的には,各臓器腫瘍細胞量(ヒト細胞特異的マーカーHLA-A免疫染色),増殖抑制(Ki-67免疫染色),全体腫瘍細胞量(λ軽鎖),機序の確認(ウエスタンブロット,免疫染色を使用した標的遺伝子,KRAS, NRAS, Akt1, ERK2, SOS1発現抑制)に着目して,miR-143#12-LNPのKRAS変異多発性骨髄腫における治療有効性を評価する予定である.
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