Real-time observation of native conformations and molecular behaviors of viral fusion proteins using high-speed atomic force microscopy (HS-AFM).

2023 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 20K16262
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分49060:ウイルス学関連
• 研究機関: 金沢大学
• 研究代表者: LIM KEE・SIANG 金沢大学, ナノ生命科学研究所, 特任助教 (60842987)
• 研究期間 (年度): 2020-04-01 – 2024-03-31
• キーワード: Viral fusion proteins / HS-AFM / Hemagglutinin / Spike protein / SARS-CoV-2 / Influenza A

研究成果の概要

応募者は、HS-AFMを用いて2つのウイルス融合タンパク質、インフルエンザAヘマグルチニン（HA）およびSARS-CoV-2スパイクタンパク質（Sタンパク質）の分子特性を調査しました。HS-AFMを使用して、HAのネイティブコンフォメーションおよび動的挙動、特に融合遷移、およびHAと脂質層の相互作用が記録されました。同様に、Sタンパク質の構造動態、Sタンパク質とACE2タンパク質の相互作用、Sタンパク質とエクソソームの相互作用、およびSタンパク質の中和相互作用もHS-AFMを使用して可視化および分析されました。その結果は、高インパクトのジャーナルに報告されています

自由記述の分野

ウイルス学関連

研究成果の学術的意義や社会的意義

HS-AFM imaging allows the applicant to study structural dynamics of viral proteins and dynamic viral protein-antibody interactions, in which it is difficult to do using conventional methods such as cryo-EM. The applicant’s studies have been reported in newspapers and on news television channels.