今後の研究の推進方策 |
Trpv4以外のメカノレセプターであるIntegrin family (VLA-1, 3, 5, 6, αvβ1など)の発現確認を行う。基質硬度の変化がデスモイド線維腫症細胞内のTrpv4を介したCaイオン流入に対する影響についてCa蛍光プローブを用いて調べる。またIntegrinを介したFAK/MAPKシグナルに与える影響について免疫細胞染色、western blotによるタンパク発現解析, realtime-PCRによるmRNA発現解析等により調べる。また、基礎研究で有意な成果が得られない場合を考慮し、関連研究としてデスモイド線維腫症に関与する臨床因子を調査、統計解析を行い予後予測因子の同定を試みる。
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