研究課題
若手研究
研究代表者は本研究課題採択後の2020年3月より東北大学の関連病院へ異動となった。COVID-19の流行により勤務地と研究施設の往来が制限される中、平日はフルタイムで臨床診療を行っており、本研究を遂行するための時間を確保することが困難であった。COVID-19の影響による行動制限の緩和後も、現在の勤務地での診療業務と研究の両立は困難であったため、本研究課題を取り下げ、研究費を返還した。
乳癌
癌領域におけるITAFsの意義や生物学的特性は未知である。また乳癌の特徴であるERシグナルやHER2シグナルとの関連も明らかではなく、個々のITAFsによって癌増殖・抑制に関わる機能が異なってくる可能性がある。本研究は、この未開の領域に対する独自的かつ創造的研究である。本研究は乳癌を対象としているが、将来的に他癌腫への応用も可能である。