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2023 年度 研究成果報告書

患者大腸癌PDXを用いたオーダーメイド治療への架け橋

研究課題

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研究課題/領域番号 20K16367
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分50010:腫瘍生物学関連
研究機関順天堂大学

研究代表者

岡澤 裕  順天堂大学, 医学部, 准教授 (10794604)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード大腸癌 / 浸潤・転移 / PDX / オルガノイド
研究成果の概要

本研究では、9例の大腸癌患者より原発癌を外科的に切除し癌オルガノイド培養を施行した。9例中8例において癌オルガノイドが樹立された。GFPやtomato蛍光蛋白質をコードする遺伝子をレンチウイルスを使用し、培養癌オルガノイドに導入することに成功しマウスへの移植実験の準備ができている。今後はGFP陽性大腸癌オルガノイドを用いたPDXモデルを用いて、薬剤の抗腫瘍効果の検討や転移の生物学的研究を進めていきたい。

自由記述の分野

腫瘍

研究成果の学術的意義や社会的意義

難治性の大腸癌は、浸潤・転移や治療抵抗性を示す予後不良な癌である。しかしながらその悪性化の分子メカニズムの理解は十分ではく、有効な治療法が限られている。本研究は、患者大腸癌サンプルを用いてPDXやオルガノイドを使用した患者個別化モデルを作製し、新規治療法の開発に役立てることに社会的意義がある。

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公開日: 2025-01-30  

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