研究成果の学術的意義や社会的意義 |
PD-1阻害薬投与前の末梢血中のCD4+メタクラスターが腫瘍微小環境におけるCD4 T細胞浸潤と相関し、一方で末梢血中のTh1は局所CD8 T細胞浸潤と相関していた。また、抗腫瘍免疫に関与するCD4 T細胞クラスターからTh1やTh17と異なるCD62L low CCR4- CCR6+ CD4T細胞が同定され、PFS(無増悪生存期間)やOS(全生存期間)に相関していた。加えて、FDG-PETにMTV,TLG, 視覚的評価の解析を加えることで、PFSやOSとの相関を示すことができた。一般臨床でで得られる情報に追加の解析を加えることで、治療予測が立てられ医療経済に好影響を与えられる可能性がある。
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