1:子宮頸部胃型腺がんPDXを用いて治療標的となるタンパクの発現解析およびWES、RNAseqを行った。HER3の強発現が示され、治療標的となる可能性が示唆された。 2:希少がんPDX52株を用いて、治療標的となるHER2のタンパク発現を免疫染色で評価した。難治性の希少がんであるCIC-rearranged sarcomaがHER2低発現を示しており、HER2を標的とする治療薬(trastuzumab deruxtecan)による薬効評価を行った。CIC-rearranged sarcoma のPDX3株において、trastuzumab deruxtecanの薬効が示された。
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