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2023 年度 研究成果報告書

総合診療における高IgG4血症の臨床的および血清学的特徴の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 20K16521
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52010:内科学一般関連
研究機関岡山大学

研究代表者

長谷川 功  岡山大学, 大学病院, 講師 (60825884)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードIgG4関連疾患 / 高IgG4血症
研究成果の概要

本研究によりIgG4,IgG,IgG4/IgG,C3,C4,CH50はIgG4関連疾患とIgG4関連疾患疑診群で有意差を認め、IgG4,IgG,IgG4/IgG,IgA,Ba,CRP,C3,C4,CH50はIgG4関連疾患とその他の疾患群で有意差を認めた。IgG4関連疾患においてIgG4とIgGは正の相関を、IgG4とIgMは負の相関を示し、IgG4関連疾患疑診群ではIgG4とIgGで正の相関を示し、その他の群においてIgG4とC3は正の相関を示した。IgG4関連疾患において血清IgG4,IgG,IgEは上昇し血清IgM, IgAは上昇せず低値を示しCRPは正常~軽度上昇に留まる事が判明した。

自由記述の分野

IgG4関連疾患

研究成果の学術的意義や社会的意義

IgG4関連疾患は2011年に本邦で初めて診断基準が作成された比較的新しい疾患である。世界では2019年にACR/EULAR IgG4-RD Classification criteriaが作成されたが、その中でExclusion, Inclusion criteriaが新たに作成されたが、Exclusion criteriaは本研究の主旨と類似性がある内容である。本邦は2020年に診断基準が改訂されたが、これらExclusion criteriaは採用されていない。今後更なる本研究の結果により本邦の診断基準にも採用される可能性がある。

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公開日: 2025-01-30  

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