研究課題/領域番号 |
20K16549
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
西山 典子 香川大学, 医学部附属病院, 医員 (50613410)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | AIG / WGA / WS / P-CAB / PPI |
研究実績の概要 |
ルーチンの食道胃十二指腸内視鏡検査を受けている患者を評価し、患者を(PPI内服症例)A-SAグループ(n = 112)とコントロールグループ(n = 158)に分けました。両方のグループでWSの存在を比較しました。また、これらの患者の背景と血清ガストリン濃度に関して、A-SAグループ内のWS(白点)陽性(n = 31)グループと陰性(n = 43)グループを比較しました。 A-SAグループをコントロールグループと比較すると、WSの有病率は有意に高かった(31/112対2/158; p <0.001)。血清ガストリン濃度が高い患者数は、WS陽性群(18/31)とWS陰性群(5/43)で有意に多かった(p <0.001)。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
症例数の蓄積は良好である。 合併症なく進行している。
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今後の研究の推進方策 |
WSの有病率を今後P-CAB、PPIに分けて検討予定 同時にAIG患者をpick upし、生検を進めていく予定。
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次年度使用額が生じた理由 |
内視鏡を施行し、研究のため生検を行いました。また、ヘリコバクター・ピロリ抗体、ガストリン測定を行いました。その為差額が生じました。次年度は、生検組織及び採血を利用し、mRNA精査を行う予定です。
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