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2022 年度 研究成果報告書

血液凝固制御因子プロテインSおよびプロテインCの活性測定法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20K16568
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52010:内科学一般関連
研究機関国立研究開発法人国立循環器病研究センター

研究代表者

丸山 慶子  国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 特任研究員 (30712624)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードプロテインS / プロテインC / 血栓性素因
研究成果の概要

本研究では、プロテインS(PS)およびプロテインC(PC)活性測定に適した凝固第V因子(FV)改変体を作製し、FV改変体を発現する安定発現細胞株を樹立した。精製PSおよび精製APCでの検討により、FV改変体を用いたPSおよびPC活性測定系を構築した。正常血漿と欠乏血漿の混合比調整で調製した模擬血漿検体を測定した結果、良好な結果を得ることができ、新たなPSおよびPC活性測定法を構築できた。

自由記述の分野

血栓止血学

研究成果の学術的意義や社会的意義

先天性血栓性素因として、アンチトロンビン、PC、PSの欠損症があり、国の指定難病である。先天性血栓性素因のスクリーニング検査として、これらの抗原量および活性の測定は重要である。現在行われているPSおよびPC活性測定法は、凝固時間法もしくはトロンビンやAPCで分解される合成基質を用いた間接的な測定法であり、本研究で構築した方法は、PSおよびPCの働きを直接定量化することで、より正確に測定できる可能性があり、欠損症の診断に有効である可能性がある。

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公開日: 2024-01-30  

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