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2022 年度 研究成果報告書

ALSにおける活性化アストロサイトの極性転換に着目した新規治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20K16572
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52020:神経内科学関連
研究機関東北大学

研究代表者

四條 友望  東北大学, 大学病院, 医員 (50836898)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワードALS / SOD1 / astrocyte / fibromodulin
研究成果の概要

筋萎縮性側索硬化症 (ALS) ではグリア細胞による非細胞自律的な神経障害が生じることが知られる。活性化アストロサイトは細胞障害性と細胞保護性の側面を持つ。本研究では活性化アストロサイトの極性転換に着目したALSにおける新規治療法の開発を目指すため、まず動物モデルにおけるアストロサイトの活性化パターンを解析した。アストロサイトは発症早期のALSラットにおいて細胞障害性マーカー優位に発現が亢進しており、介入時期の検討に有用であった。またラットを前肢発症群と後肢発症群に分け、各々の頸髄および腰髄を用いてRNAシークエンスを実施し、発症や病態の進展に関与する可能性のある新規遺伝子Fmodを同定した。

自由記述の分野

neurology

研究成果の学術的意義や社会的意義

ALSの発症早期において細胞障害性のアストロサイトが優位に活性化していることが明らかとなり、アストロサイトの極性転換を狙った新規治療法を実施する時期の検討に有用と考えられる。さらに発症部位特異的に発現が亢進していた遺伝子FmodはALSの発症や病態進展に関与している可能性があると考えられ、今後の解析が重要である。

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公開日: 2024-01-30  

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