研究実績の概要 |
ドパミン過感受性モデルラットおよび非過感受性モデルラットを作成し、高用量のハロペリドールが線条体、側座核、海馬(CA1,CA3,DG)中の神経細胞やアストログリアに与える影響を、熱ショックタンパク70 (HSP70)、アストログリア中のグルタミン酸トランスポーター1 (GLT-1)やグルタミン合成酵素 (GS)をマーカーとして調査し、ドパミン過感受性ラットでは線条体に損傷を来たしていることをつきとめ、報告した。 また、高用量のハロペリドール、オランザピン、至適用量のハロペリドール、オランザピンをラットに4週間持続投与し、前頭前野、線条体、側座核、海馬へ与える影響を調べた。加えて、4週間持続投与後に電気ショックを与えて、その治療効果を評価した。
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