高エネルギー分解能センサーであるCdTe半導体センサーと高空間分解能が得られるコリメータを搭載したSPECT装置を用い、宇宙観測におけるスペクトル解析法を応用した新たな画像化および解析法を考案し実証実験を行った。In vitroの実験では、SPECTで多核種イメージングを可能とする手法であることを実証し、さらに生体イメージングでもこの手法が有用であることを示した。また、センチネルリンパ節への微小リンパ節転移モデルを構築し、腫瘍トレーサーとリンパ流路トレーサーを同時に使用した生体イメージングを行い、700μm大の微小なリンパ節転移巣とリンパ流路を生体イメージングすることができた。
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