i)についてごく少数の研究ながら前向きでの研究において、PETMRIで炎症を可視化できることがあきらかになった。この成果はVisualization of intensive atrial inflammation and fibrosis after cryoballoon ablation: PET/MRI and LGE-MRI analysis. としてJ Arrhythm.)に掲載された ii) 呼吸性ゲーティング(rg),心臓性ゲーティング(cg),デュアルゲーティング(dg)(両者の組み合わせ)ではcgではSUVの値に若干の優位性が見られた。rgとdgではとくに優位性は見られなかった。同期による位置を再現することよりも十分な収集時間を取ることが重要なことがわかった。Negative Dataのため論文化はかなわなかったが今後PETMRIにより心臓を撮影を行う際に非常に重要な知見であると考える。2020ECRで発表をおこなった iii)先行研究のMRIを利用したECVの結果と同様、CTでのECVも極めて正確にTAVI後の予後を予測できることがあきらかになった。これはMRIを使用せずともCTで定量評価が可能になるということを示唆している。この研究はPrognostic Impact of Myocardial Extracellular Volume Fraction Assessment Using Dual-Energy Computed Tomography in Patients Treated With Aortic Valve Replacement for Severe Aortic Stenosis.としてJ Am Heart Assoc.に掲載された。
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