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2023 年度 研究成果報告書

PET-MRIを利用した心臓サルコイドーシスの活動性定量評価

研究課題

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研究課題/領域番号 20K16726
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52040:放射線科学関連
研究機関神戸大学

研究代表者

渡邊 慶明  神戸大学, 医学研究科, 医学研究員 (80769612)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードMRI / PETMRI / 心臓サルコイドーシス
研究成果の概要

心筋の定量評価に対す症例数が十分そろっているTAVIの症例を利用し、ECVと予後の相関を検討した。この研究によりMRIを使用しなくても、CTでのECV測定により、心筋の性情を定量化し、予後の予測ができることが明らかになった。この研究はJ Am Heart Assoc. 2021
Sep21;10(18):e020655.doi:10.1161/JAHA.120.020655. Epub 2021 Sep 6.に掲載。また、昨年度より研究しているアブレーション部位の可視化について、MRIの有用性を検討した。この研究はJ Cardiovasc Electrophysiol.に掲載された。

自由記述の分野

MRI 核医学

研究成果の学術的意義や社会的意義

実際にPETMRIで心臓サルコイドーシスを診断するまでは至らなかったが、心臓をPETMRIで撮像する際に必要な同期や収集方法の検討は行えたと考える。ネガティブデータになってしまったので論文の形にはできなかったが、心電図呼吸同時の同期は収集時間を縮めてしまうだけで有効でないというのは今後のPETMRIで心臓の評価を行うにあたり重要な知見と考える。また、定量化という意味ではCTでの定量化も検討できた。このCTでの定量化も今後心臓評価の重要な手法になりうると考える
これらの方法をもとに今後心臓サルコイドーシスのみならず、様々な疾患に対してPETMRIで評価を行う下地が整ったと考える。

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公開日: 2025-01-30  

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