研究課題
本年度は主に症例の解析を行なった。CTEPH(慢性血栓塞栓性肺高血圧症), non-CTEPH症例の分別能を評価する検討を行ない、肺換気/血流シンチグラフィと比較し、感動、特異度、正診率などがどの程度であるかを読影実験を行った。代表的な症例を画像論文として、American Journal of Respiratory and Critical Care Medicineに投稿し、受理されている。 さらにCTEPHにおいて、肺血流の定性的、定量的評価の精度を検証するため、肺血流シンチグラフィと比較した。比較的良好な相関が得られ、手術前後の評価においても有用であった。また、病的状態を評価するため、健常者での正常値について、解析を行い、今後発表予定である。
2: おおむね順調に進展している
本年度中に解析まで進め、論文作成までできているため。
論文受理を目指して、投稿、改訂を行なっていく予定。
COVID-19の影響で、学会がonline化され、出張費の使用がほぼなかったため。
すべて 2022 2021
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)
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