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2022 年度 研究成果報告書

腫瘍免疫に関わる生物学的因子解析と個別化放射線治療への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 20K16764
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52040:放射線科学関連
研究機関札幌医科大学

研究代表者

土屋 高旭  札幌医科大学, 医学部, 助教 (90631169)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード腫瘍免疫 / リキッドバイオプシー / 放射線治療 / 治療効果予測
研究成果の概要

根治的放射線治療を行った子宮頸癌症例において、治療前の血中におけるエクソソーム内のmiRNA・腫瘍に浸潤するCD8陽性およびFoxP3陽性T細胞・予後の関連について調査を行い、再発の有無で発現の差がある9種のmiRNAシグネチャを同定した。また、いくつかのmiRNAシグネチャの発現は腫瘍浸潤CD8陽性およびFoxP3陽性T細胞の発現数と逆相関を示し、腫瘍免疫抑制と化学放射線治療の効果抑制の関連の可能性が示唆された。
この結果により、miRNAシグネチャを用いることで子宮頸がんの非侵襲的モニタリングと個別化治療を改善できる可能性があることが示された。

自由記述の分野

放射線治療

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年、腫瘍免疫機構が解明されつつあり、臨床においても免疫チェックポイント阻害薬が承認され効果が認められている。しかし、放射線治療と腫瘍免疫機構の関連については未解明の部分が多い。この研究では子宮頸癌における腫瘍免疫関連タンパクの発現や腫瘍免疫の制御に関わる血中マイクロRNAと放射線治療の成績について比較検討を行っている。その結果、いくつかのmiRNAシグネチャの発現は腫瘍免疫との関連を示すとともに化学放射線治療の効果にも影響を及ぼしている可能性が示された。
これにより腫瘍免疫やmiRNAに基づいた個別化治療を行うことで、化学放射線治療の効果を高められる可能性がある。

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公開日: 2024-01-30  

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