マイトファジーレポーターマウスを用いて、通常食、MCD、HFDを投与し、脂肪や線維化を評価したが、有意な変化は認めなかった。マイトファジーを示唆するmCherry単独の観察については、クエンチング処理を行ったが自家蛍光の影響で安定した観察が確立できなかった。q-PCRによりBNIP3, BNIP3Lを評価したところ、HFDとMCDでは発現が低下していた。機能評価としてATP assayを行ったが、こちらもHFDとMCDでは低下傾向であった。ウエスタンブロッティング、免疫蛍光染色画像で、BNIP3など評価したが、有意な差は認めなかった。これ以上の研究継続は困難と判断し、研究を終了とした。
|