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2023 年度 研究成果報告書

GNAS経路からみた膵管内乳頭粘液性腫瘍関連膵癌のバイオマーカーと治療標的の探索

研究課題

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研究課題/領域番号 20K17009
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53010:消化器内科学関連
研究機関旭川医科大学

研究代表者

河端 秀賢  旭川医科大学, 医学部, 助教 (50548691)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワードIPMN / 膵臓癌 / GNAS / KRAS
研究成果の概要

膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)は乳頭状増殖と豊富な粘液産生による嚢胞状構造を特徴とする膵臓癌の前癌病変であるが、これらの形態学的な特性や浸潤癌への進展に関わる機構は未解明である。今回の解析において、IPMNにとって重要な癌遺伝子であるGNASは、Notchの抑制を介してKRAS経路にブレーキをかけ、癌遺伝子でありながら腫瘍抑制的な機能的側面を有すると考えられた。GNAS経路を標的とする膵腫瘍の薬物治療の開発において重要であると考えられた。

自由記述の分野

膵臓癌

研究成果の学術的意義や社会的意義

膵癌の前がん病変であるIPMNにおける癌遺伝子KRASとGNASの解析を行うことで、今までにない新たなGNAS経路を標的とする膵癌薬物治療の開発につながる可能性がある。今後も解析を進めていきたい。

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公開日: 2025-01-30  

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