正常ヒト食道由来食道上皮細胞へのフラスコ内でのアセトアルデヒド(AA)非曝露と曝露について、全ゲノム解析(各条件:1フラスコから2サンプル)を行ったところ、全ゲノム領域の変異数は平均1243.5、1644.5であった。さらに、約11カ月水またはエタノール投与野生型マウス、および約8カ月水またはエタノール投与Aldh2KOマウスの食道上皮細胞の全ゲノム解析(各群:3匹から計6サンプル)を行い、全ゲノム領域の変異数は平均1852.2、1572.3、および959.8、1042.7であった。シグネチャー解析では、AA曝露との関連が示唆される突然変異パターンの同定に至らなかった。
|