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2021 年度 実績報告書

HBV感染におけるノンコーディングRNAを起点としたエピジェネティック制御

研究課題

研究課題/領域番号 20K17064
研究機関国立感染症研究所

研究代表者

柿崎 正敏  国立感染症研究所, ウイルス第三部, 研究員 (00778954)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2022-03-31
キーワードHBV / cccDNA / エピジェネティック制御 / non-coding RNA / 反復配列
研究実績の概要

本研究では、cccDNAに相互作用する宿主由来non-coding RNA (ncRNA) に含まれる反復配列がエピジェネティック制御を介してpgRNA転写を抑制するメカニズム解明を目的としている。これまでの研究で、反復配列によるpgRNA転写制御は、ヒストンH3K9・H3K27のメチル化によって生じることを明らかにした。本年度は、反復配列と相互作用しpgRNA転写抑制に関与するタンパク質の同定を試みた。反復配列を含むビオチン化RNAプローブ(反復配列に変異を入れたものをコントロールとして用いる)をHBV複製細胞の核の溶解液と混合させ反復配列-タンパク質複合体を回収する。その後、オービトラップLC-MS解析を用いて、反復配列と相互作用するタンパク質を網羅的に同定した。さらに、同定したタンパク質のmRNAに対するsiRNAを用いて、pgRNA転写抑制に関与するタンパク質をスクリーニングを行い。数種類の候補を見出した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Human hepatocyte-derived extracellular vesicles attenuate the carbon tetrachloride-induced acute liver injury in mice2021

    • 著者名/発表者名
      Kakizaki Masatoshi、Yamamoto Yuichiro、Nakayama Shunya、Kameda Kazuaki、Nagashima Etsuko、Ito Masatoshi、Suyama Takashi、Matsuzaki Yumi、Chiba Tetsuhiro、Sumiyoshi Hideaki、Inagaki Yutaka、Kotani Ai
    • 雑誌名

      Cell Death & Disease

      巻: 12 ページ: -

    • DOI

      10.1038/s41419-021-04204-7

    • 査読あり / オープンアクセス

URL: 

公開日: 2022-12-28  

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