CPVT/ CALM関連LQTSは重症度の高い遺伝性不整脈疾患であるが、その頻度が少ないこともあり、特にCPVTに対しての遺伝子検査が保険適応となっていないなど、医療における対応はいまだ発展途上である。本研究を通して、国内におけるCPVT, CALM関連LQTSの病態についてより理解が進むことが期待される。特に、乳幼児期に致死性不整脈が多いという知見は重要なメッセージであり、これらのエビデンスを国内症例で蓄積することで、今後のCPVTに遺伝子検査保険適応導入などのアウトカムにつなげていけることが期待される。
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