研究課題
本年度、申請者は以下のことを見出した。①近位尿細管は急性腎障害における病変の首座であることが知られているが、ANGPTL2がマウス近位尿細管細胞において生理的状態で転写されることを明らかにした。②遺伝子改変マウスを用いた検討から、ANGPTL2が急性腎障害進展に拮抗的に作用する際に、尿細管細胞死を引き起こす細胞内シグナルを制御することにより病態進展に関与する可能性が示唆された。③②の作用は再現実験においても同様であった。
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Circulation Reports
巻: 3 ページ: 707~715
10.1253/circrep.CR-21-0043
Cell Reports Medicine
巻: 2 ページ: 100446~100446
10.1016/j.xcrm.2021.100446