研究課題/領域番号 |
20K17386
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研究機関 | 大阪公立大学 |
研究代表者 |
岡村 浩史 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 講師 (00803149)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 機械学習 / 造血幹細胞移植 / 予後予測 |
研究実績の概要 |
造血幹細胞移植の全国患者レジストリデータを用いて、患者個別の生存予測を行う機械学習モデルを構築し、その機械学習モデルにより患者個別の最適移植法を推奨するアルゴリズムを開発した。その上で、機械学習モデルによる患者個別の最適移植法推奨が、移植予後に与える影響について検討し、その臨床的意義を評価した。さらに、複数の移植法それぞれに対する患者個別の予測予後を可視化するためのWebアプリケーションを開発した。 これらの成果については査読付き医学論文雑誌に投稿中であると共に、本研究で得られた知見について、特許出願を行った。 また、第45回日本造血・免疫細胞療法学会総会にて医療AI研究の現状や今後のビジョンについて発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
役職の変更と繰り返すCOVID-19の流行波のため臨床業務量が増大し、本研究課題に費やせるリソースが制限されたため。
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今後の研究の推進方策 |
機械学習モデルによる患者個別の最適移植法推奨に関する研究結果について、査読付き医学論文雑誌への投稿を継続する。 また、造血幹細胞移植治療における臨床医による予後予測と機械学習モデルによる予後予測の精度比較のためのデータを収集済みであり、解析を開始する。
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次年度使用額が生じた理由 |
役職の変更と繰り返すCOVID-19の流行波により臨床診療業務が増大し、研究進捗に遅れが生じたため。 解析済みの結果については英語論文への投稿を進める。また、残課題についてはデータ解析を進める。
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