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2023 年度 実績報告書

造血器悪性腫瘍における活性化制御性T細胞の制御機構解明

研究課題

研究課題/領域番号 20K17391
研究機関国立研究開発法人国立がん研究センター

研究代表者

湯田 淳一朗  国立研究開発法人国立がん研究センター, 東病院, 医長 (20813934)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード制御性T細胞 / 造血器悪性腫瘍
研究実績の概要

造血器悪性腫瘍の骨髄及び末梢血中のCD4及びCD8陽性T細胞、活性化Tregをセルソーターにてenrichし、少数細胞より、トランスクリプトーム解析、ATACシークエ ンス解析を可能にする系を樹立し、詳細にTregを解析することを可能にした。腫瘍局所に浸潤するTregに特異的な遺伝子を検出し、活性化や分化に関わる pathwayや転写因子を明らかにした。またepigeentic modulator投与前後に、CTL及びTregの遺伝子発現プロファイルが変化し、治療層別化因子になり得ることを解明した。Azacitidine奏効例では、治療前の活性化制御性T細胞の遺伝子発現及びオープンクロマチン領域と、健常人の活性化制御性T細胞の遺伝子発現量及びオープンクロマチン領域を比較したところ、UPN1の活性化制御性T細胞では、健常人と比べ、NF-κB、IL2-STAT5、Ⅰ型インターフェロンシグナル伝達経路が活性化していることが示された。

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公開日: 2024-12-25  

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