研究課題
・京都大学医学部附属病院リウマチセンターに通院中の関節リウマチ患者80名の患者の血漿及び末梢血単核球(PBMC)を採取保存した。また、それらの患者の基本情報(発症年齢や自己抗体プロファイル、疾患活動性、薬剤投与状況など)を入手した。・前半の実験に必要なキット(血球分離用のキット)や培養に必要なサイトカイン、実験に必要なフローサイトメトリー用抗体を購入した。・おおむね、実験が開始できる状況は整えられたと考えられる。
3: やや遅れている
・新型コロナウイルス感染症の感染拡大のため、実験室の使用制限がかかり、思うように実験が出来る状況ではなかったこと。・また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大のため、患者の通院頻度の低下し、検体採取保存も予想より進まなかった。
・関節リウマチ患者の検体採取保存が昨年80例で行えた。当初の予想よりは少なかったが、実験には十分な数と考えられるので、このあと、当初予定していた培養実験や、フローサイトメトリーを用いた実験を執り行う予定である。・しかし、再び新型コロナウイルス感染症の第4波のせいで、実験制限がかかる恐れがあり、懸念している。
当初予定していた研究予定よりも多少の遅れが生じているため。当初予定していた研究予定に加え、RNA-sequenceなどを含めた新たな研究プランを考えており、次年度に使用予定である。
すべて 2021 2020
すべて 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 2件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件)
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