GRとNr1d1の各リガンドを投与したマウス肝臓での網羅的な遺伝子発現解析を行うことにより、代謝調節と概日リズムとの新たな接点の発見と、GCsの副作用軽減や代謝疾患の改善に繋がる新たな治療法確立を目指して研究を行った。 GR・Nr1d1リガンド刺激効果のtranscriptome解析としてRNA-seq解析を行い、同時に各種ホルモン測定、肝臓中脂質の測定を行い、その結果を元にGRに拮抗的に作用するNr1d1遺伝子標的遺伝子の抽出を行った。そして当該遺伝子について、過剰発現およびノックダウンによる効果の検証を行った。
|