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2023 年度 研究成果報告書

乳癌臨床検体を用いたホルモン治療耐性メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 20K17549
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
研究機関京都大学

研究代表者

川口 展子  京都大学, 医学研究科, 特定助教 (60771540)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード乳がん / ホルモン療法 / 免疫
研究成果の概要

乳癌の罹患数は国内で年間9万人であり、ホルモン受容体陽性・HER2陰性の乳癌は7割近くを占める。術後ホルモン療法の施行で予後は概ね良好であるが、早期再発や10年以上経過してからの晩期再発も経験する。そこで我々は、ホルモン療法の治療抵抗症例の予測と治療抵抗メカニズムの解明を目的として、術前ホルモン療法の臨床試験の検体と臨床情報を用いて解析を行った。
乳がんの治療の際の免疫系の変化に着目し、免疫関連の各タンパクの発現変化、さらにnCounterを用いた詳細な発現解析を行い、ホルモン療法によるがん組織での免疫系の発現の推移を明らかにした。

自由記述の分野

乳がん

研究成果の学術的意義や社会的意義

免疫系の発現の推移から治療抵抗メカニズムが解明できれば、治療前に薬物治療応答性を予測した最適な治療の提供、また治療抵抗性を打破する新規治療法の開発が可能となると考えており、引き続き研究を進めていく予定である。

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公開日: 2025-01-30  

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