Radiogenomics解析として、臨床病理学に有用な遺伝子の網羅的検索、12例の膵癌組織でRNA-seqの実行、および107例の免疫染色(IHC)とCT画像を用いた機械学習による遺伝子の発現予測モデルを構築した。ITGB1、ITGAVが同定され、IHCとの間にも有意な相関を認め(r=0.552 P=0.118、r=0.625 P=0.039)、IHC高発現群では予後が悪化し、(P=0.035, 0.009)。 再発も同様(P=0.028、0.003)であった。ITGAVの予測モデルは一定の検出能を認め(AUC=0.697)、高発現と予測された群も予後不良であった (P=0.048)。
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